「ボーン・コレクター(上)」を読んで

著者ジェフリー・ディーヴァー、訳者池田真紀子さんの「ボーン・コレクター(上)」を読んだ。 文庫は文春文庫である。 この本はアメリカを舞台にしており、科学捜査を使って捜査をしていく本格的なものだ。 今は文庫本になっているが、単行本では1999年になっ…

「回想のシャーロック・ホームズ」を読んで

著者アーサー・コナン・ドイル、訳者深町眞理子さんの「回想のシャーロック・ホームズ」を呼んだ。 文庫は創元推理文庫である。 これはホームズシリーズの第2の短編集である。 シャーロック・ホームズという人物について謎が多いがこの短編で少し知ることがで…

「魍魎の匣」を読んで

著者京極夏彦さんの「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」を読んだ。 本は講談社文庫だ。 私は驚いたことがある。 文庫本といえば、300~400ページとあるだろう。 多くて500ページといったところだ。 ページ数が多くなれば、上下巻にわかれるものだ。 これは違う。…

「羊たちの沈黙(下)」を読んで

作者と訳者、文庫は前回の「羊たちの沈黙(上)」に書いたので省く。 ついに犯人であるバッファロウ・ビルに下巻で明らかにされる。 ネタバレをするようなことはしない。 まだ読んでことがない人がいるかもしれないのでやめとく。 読んでみて、レクター博士よ…

「羊たちの沈黙(上)」を読んで

作者トマス・ハリス、訳者高見浩さんの「羊たちの沈黙(上)」を読んだ。 新潮文庫のものである。 タイトルから聞いたことがある、映画を観たことがあると思った方はいるだろう。 映画のタイトルと同じく、小説のタイトルも一緒なのだ。 私は映画のほうに衝撃…

「E・A・ポー」を読んで

作者エドガー・アラン・ポー、編集鴻巣友季子さんと桜庭一樹さんの「E・A・ポー」を読んだ。 文庫は集英社文庫である。 この本はエドガー・アラン・ポーの詩選集された3つと短編が十数編、長編がひとつ。 短編の中にはご存じの方もいるだろう。 「モルグ街…

「海底二万里(下)」を読んで

作者ジュール・ヴェルヌ、訳者村松潔さんの「海底二万里(下)」を読んだ。 文庫は新潮文庫である。 物語に出てくる主な登場人物がいる。 主人公であり、語り手であるアロナクス教授と使用人でアロナクスに従順なるコンセイユ。 銛打ちが得意で頭に血がのぼり…

「海底二万里(上)」を読んで

作者ジュール・ヴェルヌ、訳村松潔さんの「海底二万里(上)」を読みました。 この作品は子供のころに読んだことがあるものではないだろうか。 読んだことがない方は本のタイトルくらいは聞いたことがあると思う。 私が読んだのは新潮文庫のものだ。 上下巻…

「スタイルズ荘の怪事件」

作者アガサ・クリスティー、訳矢沢聖子の「スタイルズ荘の怪事件」を読みました。 この作品はエルキュール・ポアロが初めて出る作品であり、作者が作家デビューしたものである。 後にポアロシリーズとして数多くの作品が出ているが、これから読んでも損はな…

「シャーロック・ホームズの冒険」を読んで

作者アーサー・コナン・ドイル、訳者深町眞理子さんの「シャーロック・ホームズの冒険」を読みました。 これはホームズシリーズの初めての短編である。 全てで12の短編が綴られている。 初めて読む方はこれから入るのもいいと思う。 もしくは「緋色の研究」…

「猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」を読んで

作者内藤了(ないとう りょう)さんの「ON 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」を読みました。 私はドラマをみて、面白いと思って本を手に取りました。 ドラマは2016年7月から主演波瑠さんがやられている原作である。 新人女性刑事を主人公にしており、グロテスクな…

「隠蔽捜査」を読んで

作者今野敏さんの「隠蔽捜査」を読みました。 隠蔽捜査シリーズの第一作目を私は読んだ。 主人公は下っ端の刑事ではなく、偉い立場にあるのだ。 私が読者家ではないことがあるだろうけど、エリート思考の主人公が新鮮だった。 普通の刑事物と違うなと感じた…

「殺しの双曲線」を読んで

作者西村京太郎さんの「新装版 殺しの双曲線」を読みました。 この作者は十津川シリーズを書いていることで有名だと思う。 私は十津川シリーズではなく、双子のトリックを使っているというところに惹かれたのだ。 本編はアガサ・クリスティの「そして誰もい…

「ボーン・アナリスト」を読んで

著者テッド・コズマトカ、訳者月岡小穂さんの「ボーン・アナリスト 骨を読み解く者」を読みました。 文庫はハヤカワ文庫だ。 私は骨に関して、取り扱っている小説を読んだことがないから興味を持って手に取った。 この小説のジャンルはSFだ。 手に取った理…

「四人の署名」を読んで

著者アーサー・コナン・ドイル、訳者深田眞理子さんの「四人の署名」を読みました。 この作品は、「緋色の研究」の次の作品である。 そして、二作目のホームズシリーズの長編だ。 始まりは前作でシャーロック・ホームズという登場人物の虜になった人はいない…

「改訂完全版 占星術殺人事件」を読んで

著者島田荘司さんの「改訂完全版 占星術殺人事件」を読みました。 私は2016年の6月4日にこの作者の「星籠の海(せいろのうみ)」が映画化されてということで、御手洗(みたらい)シリーズの初めを手に取った。 私のようにシリーズものは最初から読まないと気が進…

「三毛猫ホームズの推理」を読んで

作者赤川次郎さんの「三毛猫ホームズの推理」を読みました。 これを原作でいつだったか忘れましたが、ドラマがやっていたと思います。 三毛猫ホームズシリーズの第1弾だ。 設定として面白いところが刑事と動物の猫がコンビとなっている。 そして、コンビ誕…

「魔術はささやく」

作者宮部みゆきさんの「魔術はささやく」を読みました。 この物語は守という少年を主人公にしている。 視点は替わり替わりで語られていく。 読んでいて、前半で全くどういうことだろうとページをめくっていくのだ。 後半になって盛り上がってくる。 ひとつ、…

「その女アレックス」を読んで

作者ピエール・ルメートルさん、訳者橘明美さんの「その女アレックス」を読みました。 この本を前々から気になり手に取ったがいいが、カミーユ警部シリーズの第2作である。 初めて、カミーユ警部シリーズを読んだもの大丈夫だった。前作からつながっている…

「探偵の鑑定Ⅱ」を読んで

作者松岡圭祐さんの「探偵の鑑定Ⅱ」を読みました。 この物語は「探偵の鑑定Ⅰ」の続きである。 探偵の探偵の紗崎玲奈と万能鑑定士Qの凛田莉子の登場人物と物語がクロスオーバーした作品だ。 紗崎は闇、凛田は光と交じり合わないはずの世界が交じりあっている…

「すべてがFになる」を読んで

森博嗣(もり ひろし)さんの「すべてがFになる」を読みました。 武井咲と綾野剛主演の「すべてがFになる」がドラマをやっていましたがそれの原作です。 ドラマを見たこともあり、前々から本屋で目にする度に気にしていたので手に取りました。 他のミステリ…

「グラスホッパー」を読んで

映画を観て原作を読もうと手に取りました。 映画と原作のどっちも“グラスホッパー”と題名が同じなんですね。 映画を観て、原作を読んでの比較をしながら一部書いていきます。 映画の始まりは鈴木の妻が亡くなり場面から始まるが原作だと鈴木は危ない会社に潜…

「新装版 46番目の密室」を読んで

著者は有栖川有栖(ありすがわ ありす)さんの「新装版 46番目の密室」を読みました。 火村英生シリーズの一作目の作品である。 「臨床犯罪学者 火村英生の推理」とドラマを見たことがある人はいるのだろう。 これはドラマの原作となっている作品である。 私は…

「姑獲鳥の夏」を読んで

作者京極夏彦さんの「姑獲鳥の夏」を読みました。 普通は“こかくちょう”と読まれる人はいるかもしれませんが“うぶめ”と呼んでいます。 私の経験上600ページ以上に及ぶ小説は初めて読んだ。 さすがに1日では読めなかった。 勉強不足読めない漢字を調べたりと…

「フリークス」を読んで

作者 綾辻行人さんの「フリークス」を読みました。 この本には3つの作品が書かれている。 約100ページ以上の中編と2つの短編が入っているのだ。 共通して精神病棟を絡ましている。 読んでいて、ミステリーでありホラーな部分があった。 ホラーの内容として…

「悪魔のいる天国」を読んで

作者星新一さんの「悪魔のいる天国」を読みました。 タイトルのとおり、悪魔が1編か2編くらいだったでしょうか、出ています。 やっぱり、魅力は数ページで終わるということと難しい言葉を使われていない印象を受けます。 漢字を多様していないところがそん…

本を読むことは楽しい

本を読むのは好きですか? 読むこと自体が嫌だという方はいると思います。 では、なぜ本を読もうとしないのかと考え、好きにならそうと勧めたり、努力をしようとする人はいると思います。 そうしようとする人は言うかもしれません。 好きな本に出会っていな…

「緋色の研究」を読んで

作者アーサー・コナン・ドイルの「緋色の研究」を読みました。 訳は深町眞理子で創元推理文庫である。 訳されているのはいろいろと出版社があるが2、3ページめくり合っているのが良いだろう。 この作者の有名な作品はシャーロック・ホームズシリーズでしょ…

「ユダヤ人大富豪の教え ふたたびアメリカへ篇」を読んで

本について 私が読んだのは作者本田 健さんの「ユダヤ人大富豪の教え ふたたびアメリカへ篇 幸せな関係を築く8つのレッスン」です。 この本は改題されて「ユダヤ人大富豪の教えⅢ 人間関係を築く8つのレッスン」のもあります。 本のサイズが大きいか小さい、…

「蜘蛛男」を読んで

江戸川乱歩さんの「蜘蛛男」を読みました。 江戸川乱歩さんといえば明智小五郎が出る物語や「少年探偵団」を読んだ方はいると思います。 初めて私はこの作者の本を読んでみて表現力は素晴らしいものだと感じました。 だが、文体は古いことがあり正直いって読…

「探偵の鑑定Ⅰ」を読んで

「探偵の鑑定Ⅰ」の作者は松岡圭佑。この作者は、「探偵の探偵」がドラマ化、「万能鑑定士Q」が映画化されています。 その2つの「探偵の探偵」と「万能鑑定士Q」の世界が混ざったものである。 見所は、陽と陰の関係となるヒロインが登場して物語が面白く展開…

「ルー=ガルー 忌避すべき狼(下)」を読んで

京極夏彦さんの『ルー=ガルー 忌避すべき狼(下)』を読みました。 ようやく上巻で分からなかった犯人が判明するわけです。 この下巻では。 上巻と下巻を読んでみての感想は、上巻は下巻へ行くための踏み台ともいえる。 そして、やっと下巻でどんどんピースが…

「ルー=ガルー 忌避すべき狼(上)」を読んで

京極夏彦さんの『ルー=ガルー 忌避すべき狼(上)』を読みました。 物語の視点は生徒の牧野葉月(まきの はづき)とカウンセラーの不破静枝(ふは しずえ)で語られる。 時代背景は生徒ひとりひとりが端末を持っていて直接コミュニケーションを取ることはしないよ…