「ルー=ガルー 忌避すべき狼(下)」を読んで

京極夏彦さんの『ルー=ガルー 忌避すべき狼(下)』を読みました。

  ようやく上巻で分からなかった犯人が判明するわけです。 この下巻では。

 上巻と下巻を読んでみての感想は、上巻は下巻へ行くための踏み台ともいえる。 そして、やっと下巻でどんどんピースがはまってくる。

 そのピースがはまったときの感動は読んだ人にしか分からないだろう。

 今携帯をほとんどの人が持っていて、この物語に少し考えさせられるところもあり、もしかしたらこうなるのではないかと想像させる。

 上巻では、葉月という少女たちは端末を通してしか世界を見ていなかったが徐々に話が進むにつれ人とつながることを覚えていく。

 もし物語のように未来がなるならこんな子どもたちが出てくるのでは? と想像力をかきたてられる。

 

 話を変えるとこの本のラストは後味がすっきりしなかった。 どうしようもない感があったような気がした。