「ルー=ガルー 忌避すべき狼(上)」を読んで

京極夏彦さんの『ルー=ガルー 忌避すべき狼(上)』を読みました。

 物語の視点は生徒の牧野葉月(まきの はづき)とカウンセラーの不破静枝(ふは しずえ)で語られる。

 時代背景は生徒ひとりひとりが端末を持っていて直接コミュニケーションを取ることはしないように感じられる。

 物語はSFの世界であり、牧野葉月たちを含めて連続殺人事件に巻き込まれていく話だ。 まず読んでみたいと思ったことと京極夏彦さんの作品をひとつも読んでいない人と2つの前提がある方に言わせてもらう。 1つ、難しい漢字が使われる。 2つ、もしかしたら普段使わない漢字が出てくるだろう。 2つの点についてはフリガナが振られているので問題ないところもあるが辞書を離せない時がある。

 正直言って、戸惑われる方もいることだろう。だが、私は473ページと上巻だけで厚く読めるのかと心配ではあったがあっさり読めた。 読めた理由としては登場人物の会話の多さと練られた世界観による面白さだと思う。

 私が読んでほしい部分は静枝と占いに関して詳しい生徒との会話の場面である。 なぜ、おすすめするかはしない。