「蜘蛛男」を読んで

 江戸川乱歩さんの「蜘蛛男」を読みました。

 江戸川乱歩さんといえば明智小五郎が出る物語や「少年探偵団」を読んだ方はいると思います。

 初めて私はこの作者の本を読んでみて表現力は素晴らしいものだと感じました。 だが、文体は古いことがあり正直いって読みにくい。

 普段使わないであろう漢字が出てくること、使われくなっただろうとされる表現の漢字、送り仮名が苦労する。 苦労するが物語は暗いものでありながら早く次のページへとかきたてられるのだ。

 私はページをめくっていて、「羊たちの沈黙」を思わせるかのような不気味な犯人が出てくる。 多分だが、この作者はこういった不気味な世界観を作り出すに関しては優れているのではないかと感じられる。 

 

 初めて江戸川乱歩さんの読みたいと思った方は辞書か携帯を離せないことだろう。 もし読めたといえならそれはあなたがたくさんの言葉を知っていて、日頃から勉強をされていることだろう。